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【投資の基礎知識】金利と債券の関係

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。
近年の金融市場では、金利の動向が投資家の注目を集めています。特に資産を守りに行く側の債券投資において、金利変動は価格に直接的な影響を与えるため、この関係性を理解することは投資の成功に不可欠です。本記事では、金利と債券価格の関係性について、実践的な観点から解説していきます。

金利と債券:基本的な関係性

金利とは

金利とは、お金を借りる際のコストです。中央銀行が設定する政策金利は、市場全体の金利水準に大きな影響を与えます。

日本の場合: 日本銀行が設定する政策金利が市場の基準となります。特に短期金融市場金利は、日銀の政策金利に強く影響を受けます。

アメリカの場合: FRB(連邦準備制度理事会)が設定するFFレート(Federal Funds Rate)が基準となります。FFレートの変更は、住宅ローン金利、自動車ローン金利、さらには世界中の金融市場に大きな影響を与えます。例えば、FFレートが0.25%上昇すると、米国債利回りも連動して上昇する傾向があります。

債券とは

債券は、政府や企業が資金を調達するために発行する有価証券です。投資家は債券を購入することで、定期的な利払いと満期時の元本返済を受けることができます。

金利と債券価格の逆相関関係

金利と債券価格には、「逆相関関係」が存在します。具体的には:

  • 金利が上昇すると、既存の債券価格は下落
  • 金利が低下すると、既存の債券価格は上昇

実践的な投資戦略

デュレーション管理

債券投資において重要なのが「デュレーション」の概念です。

デュレーションは、債券投資における最も重要な指標の一つです。具体的には、以下の2つの意味を持ちます:

  1. 金利感応度:金利の変動に対する債券の変動率
    • 金利が1%変動した際の債券価格の変動率を示します
    • 例:デュレーション5年の債券は、金利が1%上昇すると価格が約5%下落
  2. 投資回収期間
    • 債券からの支払い(利払いと償還金)を受け取るまでの加重平均期間
    • より長期の債券ほど、デュレーションは長くなります

デュレーションが長いほど、金利変動に対する価格感応度が高くなります。例えば:

  • 短期債券(1-3年):金利変動の影響が比較的小さい
  • 長期債券(10年以上):金利変動の影響が大きい

ポートフォリオ戦略

金利上昇局面では:

  • 短期債券への投資比率を高める
  • 変動金利債券の組み入れを検討

リスク管理のポイント

  • 分散投資の徹底
  • デュレーションの調整
  • 定期的なポートフォリオ見直し

まとめ

金利と債券の関係を理解することは、効果的な投資戦略の構築に不可欠です。市場環境の変化に応じて、適切なポートフォリオ調整を行うことが重要です。
金利が上昇する場面では債券価格が下がります。現在、日本もアメリカも超金利が上昇している局面ですので、買い時を伺っていくのがいいでしょう。

本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断は自己責任で行ってください。

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