こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。
今回はイーサリアム(ETH)のチャート分析を行います。
・前回の振り返り(記事はこちら)
前回は週足レベルで底固めを作っている状況にあり、日足レベルで三角持ち合いを形成中で、短期的には下落しそうな状況と分析していました。分析通り短期的には下落し三角持ち合いのサポートラインを試したうえで、上昇に転じました。ここから順調に上昇し続けるのか、それとも下に振ってくるのか、今週の分析を行います。
・マクロ環境_週足
まずはマクロ環境から週足チャートをみていきましょう!
前回の復習になりますが、現在は2827ドル(黄色ライン)をレジスタンス、橙ラインをサポートにしたレンジを形成しています。このレンジは安値を切り上げる形のアセンディングトライアングル(アセトラ)ですね。
※アセトラ:一般的に上昇に寄与するチャートパターン
ここにきて値動きの方向感が出てきました。
これまでは上下のサポートラインに到達後はいずれもヒゲを持って返されていました。つまり、レンジ上限の売り・買い圧がそれぞれ強い形でした。それが現在はサポートラインにつくと下ヒゲをつけて返せていますが、逆にレンジ上限に到達すると丸坊主で確定していますので、売り圧が徐々に弱まっていることが分かります。
また先々週が大陽線を付けた後、その翌週が大陽線にインサイドする形の陰線で確定していますので、買いの方が優勢であるといえます。
このように、徐々にレジスタンスラインブレイクへの期待が高まってきましたね。
「イーサリアム(ETH)の週足チャート」 |
・ミクロ環境_日足、4時間足
次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう!
日足では、レジスタンスとして水色ラインが規定されています。
前回の上昇で水色ラインを上抜けたと思いましたが、そこから下落が入りレンジ内に戻ってきてしましました。
現在はこのレジスタンスラインを試している状況ですが、このラインのタッチ後上ヒゲを付けている状況ですから、このラインをブレイクするにはまだ時間がかかりそうです。今後、このラインで跳ね返され下落した後、どこで下げ止まるかが重要になってきます。橙ラインまで落ちなくなった時が、水色ラインのレンジブレイクの合図になる可能性が高いです。
「イーサリアム(ETH)の日足チャート」 |
最後に4時間足チャートを確認します。
天井圏で現在は売り込まれている状況です。短期的なサポートラインとしては2606ドル(黄色ライン)でここを抜けてくると、2529ドル(紫ライン)まで下落してくるでしょう。
このラインタッチ後の反発の仕方をみて、ロングを検討すると良いでしょう。
「イーサリアム(ETH)の4時間足チャート」 |
・「まとめ」と「トレード戦略」
まとめとしては、週足レベルで底固めを作っている状況。
徐々に買いが強くなっている予兆がみえている。
しかし、短期的には売りが入っており、どこで下げ止まることができるのか注目!
トレード戦略としては、
2606ドル(黄色ライン)または、2529ドル(紫ライン)で反発を確認できればロングに入る。
今日で10月も最後になります。ビットコイン(BTC)を中心にどの仮想通貨も来月へ向けて非常に良い月足で確定しようとしています。あと一日、何とか今の水準を保ってほしいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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