こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。
先週末から、日本株・米国株・仮想通貨ともに大暴落しています。私自身も非常に恐怖を感じましたが、複数のシナリオを描いていたおかげで、冷静に立ち回れています。今どうしてよいか分からず、不安を感じている方多いと思いますので、私の分析をみて少しでもトレード・投資戦略に役立てていただければ幸いです。
それでは本日は、とりわけ下落が大きいビットコイン(BTC)のチャート分析を行います。
・マクロ環境_週足
ではさっそく分析を始めます。
まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。
先々週足は大きく下ヒゲをつけたピンバーと買いが強い形で確定していたので、先週足は悪くても先々週足にインサイドする形で引けると考えていました。それがまさかの先々週足を包み込む陰線で確定しました。60600ドル(橙ライン)を下抜けていることから、市場に相当ネガティブな印象を与えたと思います。
このように強い確定足を付けた後、それを打ち消すほどの陰線を付けた場合には、その後も大きく下がることが多いです。
しかし、今はかろうじて上昇トレンドを崩していない状況にあります。
今年の3月から続くレンジの下限(紫ライン)をぎりぎり割っていないからです。瞬間的には抜けましたが、実体でここを割れない限りはまだ上昇する可能性を残しています。
実体でこのラインを割れた場合は、ロングは損切りした方がいいですが、このラインを割らない限りは、上目線継続でいいと考えています。
「ビットコイン(BTC)の週足チャート」 |
・ミクロ環境_日足、4時間足
次にミクロ環境をみていきます。
日足チャートを確認しましょう!
週足でも言いましたが、レンジ下限(紫ライン)を実体で残すことができるのか注目ですね。このラインを割れてしまうと、もう一段下の46800ドルまで下落する可能性がでてきます。
しかし、RSIが30を下回ったことから売りのエネルギーも小さくなり、ここから先はそう簡単に落ちないのではないかと想定しております。落ちるとしても、横で少し持ち合いエネルギーをためた後からだと思います。
「ビットコイン(BTC)の日足チャート」 |
最後に4時間足チャートを確認します。
水色ラインに囲まれる形で平行チャネルを形成し下落していましたが、サポートラインを割れたことを皮切りに急落しました。4時間足レベルでは一時RSIが20を下回ったこともあり、現在は少し回復している形です。4時間足レベルでも、これだけRSIが低下したので、一旦は上昇すると思います。
しかし、これだけ売りが強いことが意識づけされたので、ダブルボトムや逆三尊など4時間足レベルで買いを意識させるようなチャートパターンを形成しなければ、60000ドルまで回復するのは厳しいと思います。もしこのようなチャートパターンを形成できなければ、上昇して56850ドルになると思います。
「ビットコイン(BTC)の4時間足チャート」 |
・「まとめ」と「トレード戦略」
まとめとしては、週足レベルでレンジを形成中であるが、現在はサポートライン付近にいる。ここを耐えることができれば、依然として上目線継続。
トレード戦略としては、
レンジ下限でロングを打ちたい。
53000ドル~53500ドルでロングをうつ。50600ドルを実体で割れれば損切り。
逆に50600ドルを実体で割れればショート戦略に切り替える。
今回の暴落がここまで大きなものになると思っておらず正直驚きました。この水準まで落ちてくるとしても、もう少し時間をかけてからだと思っていました。どの水準まで上目線でいるのか、あらかじめ考えておくことはトレードにおいて重要だと今回改めて感じました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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