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【上昇回帰】ビットコイン(BTC)のチャート分析_6/26

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。
今回はビットコイン(BTC)のチャート分析を行い、トレード戦略をアップデートします。


・先週の振り返り(前回のブログ
まずは先週の振り返りから行います。
前回とは大きくビットコイン(BTC)の状況は変わりましたね。
先週の分析時は、紫で〇をつけた位置にいました。

一時的な反発として27200ドル~27400ドルまでは上昇し、その後下落すると予測していましたが、27200ドルでは上げどまらず一気に31400ドルまで上昇し、今年の最高値を更新しました。

上昇するとはみていたのですが、まさかここまで上昇するとは想定外でした。
なぜこんなに上昇したのか、この上昇を読み間違えてしまったのかを中心に今週はブログを書いていきます。
「ビットコイン(BTC)の日足チャート」


・マクロ環境_週足
まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。
先週の週足の確定は非常に強かったですね。
31000ドルの高値を4月につけて以降、レジスタンスとして機能してきたラインをすべて上抜けしました。

ほとんどヒゲを付けなず陽線の実体を大きく残す形で確定したので、買い圧力の強さをみてとれます。
この上昇の起点を作ったのが、2週間前の確定足でした。
ここにもっと注目すべきでしたね。

下ヒゲを大きくつけた陽線のコマ足で確定しています。
週終わりに買いが集まることにより、重要サポートである25200ドル(橙ライン)を実体で割られることを防ぎました。
このことから、上にいきたい意思をより感じ取るべきでした。

またこの下ヒゲを大きくつけたコマ足は前回の上昇の起点にもなっており、規則性の観点からいっても、この確定足が出たら強烈に上昇する可能性があることは頭に入れておくべきでした。

これだけ強い足で確定したので、まだ上にいく可能性が高そうです。
しかし、この先の水準は強烈なレジスタンスでもあるので、上げるにしても上下に乱高下しながらの上昇になると思うので、高値圏でロングをうつのは慎重になった方がいいでしょう!
「ビットコイン(BTC)の週足チャート」


・ミクロ環境_日足、4時間足
次にミクロ環境をみていきます。
日足チャートから確認します。

日足でみても先週の急騰のすさまじさが分かりますね。
これまでずっとレジスタンスラインをして機能してきたピンクラインを上抜けることにより、大量のショートのロスカット・利確買いも巻き取った上昇になりました。

また直近意識されてきたレジスタンスラインを上抜けることにより、市場全体が上だという共通認識のもと買いも重なりました。

31000ドル到達後、現在はこの水準で推移している状況です。
直近は上ヒゲをつけた陰線になっていますが、これだけ上昇してきたにもかかわらず、値幅的調整である下落が非常に限定的であることから、買いが優勢な状況だと思います。

だらだら下げたとしても、一気に買われる展開になると思うので、安易にショートをうつのは要注意です。
「ビットコイン(BTC)の日足チャート」

最後に4時間足チャートをみていきます。
細かくみると、現在は橙ラインをレジスタンス、30286ドル(赤ライン)をサポートとしたディセンディングトライアングル(ディセトラ)を形成していることがわかります。
※ディセトラ:一般的に下落に寄与するチャートパターン

赤ラインを割ってもヒゲで巻き返してくることから、今の買い支えの強さがみてとれます。
この赤ラインを仮に割ってディセトラを機能させれば、29000ドルまでの下落は見込めますが、細かく利確していくのが無難でしょう。

逆にこの水準まで到達すれば積極的に買い向かっていいと思います。
「ビットコイン(BTC)の4時間足チャート」


・「まとめ」と「トレード戦略」
まとめとしては、マクロ的には非常に買いが強い環境。
ミクロでみると、下落を示唆する動きは出ているので、下がってきたところを買っていきたい相場。

トレード戦略としては、
28800ドル~29000ドル到達で、ロングをもつ。
30286ドルを明確に割れば、短期ショートはあり。


先週は急騰し、非常に驚かされる値動きを見せました。
私は上昇初期しか利益がとれておらず、悔しい思いをしたので、今回の反省をいかしポジションの持ち方を状況ごとに変えていこうと思います。
エントリー・利確パターンをこれから作成する予定です。
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