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【レンジ下端到達】ビットコイン(BTC)のチャート分析_6/12

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。
今回は、今週のビットコイン(BTC)の分析を行い、トレード戦略をアップデートします。


・先週の振り返り(前回のブログ
まずは先週の振り返りから行います。
前回は青で〇をつけた位置にいました。

26500ドルライン(黄色ライン)をサポートとしている状況で、ここを保てるならロング、割れればショートとお伝えしていましたが、結果としてはこのラインを下抜けました。
巨大なディセトラを形成しており、弱含む動きを見せていたため、蓋然性通りの下落だったと思います。

このような状況の中で今週がどんな値動きになりそうか、分析していきます。
「ビットコイン(BTC)の日足チャート」


・マクロ環境_週足
最初に週足チャートからマクロ環境をみていきます。
週足チャートを見ると、現状は下落優勢な環境にいることがわかります。

ピンクのラインをレジスタンスにし、安値を切り下げる展開が続いています。
さらに先週足がこれまでサポートとして機能してきた26650ドル(黄色ライン)を明確にわれたので、上値が重い展開がさらに続くと思います。

先週足の実体規模も良くないですね。
先々週より安値を更新したにもかかわらず、実体規模を大きくし、さらに下ヒゲを付けることができませんでした。

しかし、現在試している25300ドル(橙ライン)は固い水準になります。
過去にレジスタンス(青丸)として機能してきたラインだからです。
とはいえ、このラインに到達してからの反発規模をみると割れる可能性の方が高いと思います。

仮に大きく反発するとすれば、今週がコマ足などを作らないと厳しいと思いますね。
今週はショートの優位性の方が明らかに高いです。
「ビットコイン(BTC)の週足チャート」


・マクロ環境_日足、4時間足
次にマクロ環境をみていきます。
日足チャートから確認します。

日足チャートで見るとこの下落は平行チャネル内で推移していることが分かります。
レジスタンスをピンクラインサポートを紫ラインとしていますね。

今はこのレンジ下限にいるのですが、ここから反発するにはダブルボトムなど上昇パターンの形状が必要になります。
過去の紫ラインタッチをみると一回目はダブルボトム(4時間足レベル)形成後大きく反発、2回目もダブルボトム形成後大きな反発を見せています。

この規則性でいくと、現在の水準でダブルボトムを形成するのかに注目するといいと思います。
「ビットコイン(BTC)の日足チャート」

最後に4時間足チャートをみます。
4時間足チャートをみても、やはり上値が重いですね。

短期的には、26100ドル(青ライン)に頭抑えつけられる形で推移しています。
このまま安値を切り上げることができれば青ラインをブレイクし、26500ドル(黄色ライン)までの上昇は見込めますがそれ以上は、厳しいかと思います。
「ビットコイン(BTC)の4時間足チャート」


・「まとめ」と「トレード戦略」
まとめとしては、
マクロもミクロも弱い(下落優位な)環境。
現在はレジスタンスの下限。
ここからダブルボトムを形成するのか注目。

トレード戦略としては、大局はショート狙い、短期ではロング狙い。
26500ドル~27000ドル到達で、ショート。
25300ドル(橙ライン)タッチで短期ロング。
利確は早めに26500ドル。


今回はビットコインの分析をしてきました。
ここから下げ止まれるのか勝負の場面が来ましたね。
今週は重要指標を多いですから、今後の相場の流れを決める大事な週になりそうです。
ともに頑張りましょう!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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