こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。
今回は、ビットコイン(BTC)のチャート分析を行い、トレード戦略をアップデートしていきます。
・先週の振り返り(前回のブログ)
それでは先週の振り返りから行います。
前回は橙で〇をつけた位置にいました。
先週はさらに下落に気を付けるべき相場であり、25200ドルまでの下落は想定すべきだと書いていました。
結果としてはレンジが継続し、大きく下落することも上昇することもありませんでした。
しかし、確実に下落を促すような動きは見えているので、その根拠を中心に今回は書いていきます。
「ビットコイン(BTC)の日足チャート」 |
・マクロ環境_週足
では今週の分析を始めていきましょう!
まずはマクロ環境を週足チャートから見ていきます。
先週から引き続きビットコインは売りが強い環境になっています。
これまでは陰線より陽線の方が大きな実体規模で推移していたのですが、31000ドル到達後は陽線に対して陰線がアウトサイドする形で推移するようにパワーバランスが変わっています。
そして先週の足が大きく上ヒゲを付けたコマ足の陰線で確定しました。
このことからやはり、上がったとしても元の水準以下まで売りたたかれることが示唆されるので、今はショートの方が優位性が高い相場となっていますね。
とはいえ、現在はレンジを形成している状況ですので、どちらに抜ける可能性が高いのか下位足から分析します。
「ビットコイン(BTC)の週足チャート」 |
・ミクロ環境_日足、4時間足
次にミクロ環境をみていきます。
日足チャートから確認します。
現在は、26650ドル(黄色ライン)から27500ドル(橙ライン)でレンジを形成している状況です。
日足を見ても売りの方がやはり強いです。
このレンジ内のローソク足を見たときに、上昇時は複数本のローソク足を使っていますが、下落するときには1本のローソク足でそれまでの上昇をすべて打ち消しています。
なので売り優勢であることは間違いないです。
しかし、26650ドル(黄色ライン)も強いサポートとして機能しているので、簡単には割れないという状況でいます。
もし上昇するのであればダブルボトム(橙色)を形成し、ネックラインである27500ドルを上抜けたらですね。
トレードとしては基本戦略はショートであり、27500ドルを超えればロングに乗り換えるのがいいと思いますね。
「ビットコイン(BTC)の日足チャート」 |
最後に4時間足チャートを確認します。
4時間足レベルで見ると、青ラインで頭を抑えつけられて推移していることがわかります。
徐々に高値を切り下げており、26650ドルに近づいてきたいるので、大きく動くのはそろそろかなという感じになってきました。
プラスの材料を挙げるとするならば、日足チャートで上げたダブルボトムの右の谷にさらにダブルボトム(紫)を形成しようとしていることですね。
これが機能すれば青ライン、紫ラインを上抜けしショートのストップロスも巻き取れるので、27500ドル(橙ライン)上抜けもあり得るかなと思います。
「ビットコイン(BTC)の4時間足チャート」 |
・「まとめ」と「トレード戦略」
まとめとしては、
売りが優勢な状況。
26650ドル(黄色ライン)と27500ドル(橙ライン)でレンジを形成中。
日足レベルのダブルボトム(橙色)が機能するかどうかがレンジ突破のポイント。
トレード戦略としては、基本的にはショートで戦いたい。
27150ドル(紫ライン)or 27500ドル(橙ライン)到達でショートに入る。
逆に27500ドルを超えたらロングに入る。
ビットコインは先週から停滞が続いていますね。
しかし、この停滞を開けたときに大きく動くので、それに備えて今から準備していきましょう!
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