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【調整下落に注意】ビットコイン(BTC)のチャート分析_5/1

  こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。
今回はビットコイン(BTC)のチャート分析を行います。
月足が確定したこともあり、中長期的な視点についても書いていきたいと思います。


・先週の振り返り(前回のブログ
では先週の振り返りから行います。
前回はピンクで〇をつけた位置にいました。

上昇が強い相場ではあるが、下落調整してきている状況でした。
ちょうど紫のラインをサポートラインとして、底固めをしているが時間的な調整が不十分なまま上昇した場合は、再度売りたたかれる展開になると予測していました。

結果としては、紫のサポートを割ることなく上昇しました。
そのため、時間的調整と値幅的調整が不十分であったため、買われてもすぐに売り込まれる乱高下が激しい展開になりましたね。

直近高値である31000ドルを超えるには、時間的調整がまだ必要ということですね。
それでは今後どのような値動きになりそうなのか、今週の分析を始めましょう!
「ビットコイン(BTC)の日足チャート」


・マクロ環境_月足、週足
まずはマクロ環境からみていきます。
確定したばかりの月足から確認していきましょう!

年明けから上昇を続けていたビットコインですが、先月は足踏みという状況になりました。
31000ドルまではいきましたが、ここは前年までマクロレベルでサポートとして機能してきたラインですので、ここを抜けるのは簡単ではなかったですね。

この水準に到達後売り込まれて上ヒゲを付ける形になりましたので、この水準の売り圧の強さを認識させられた形となります。
ただ同時に今の買いの強さも確認されています。

27000ドルという高値で下げ止まることができ、下ヒゲをつけることができていますので、買いも厚い状況です。
上下に固いラインがあるので今月は上下に乱高下して、上下のサポート・レジスタンスを試しつつどちらかに抜ける展開になると思います。
「ビットコイン(BTC)の月足チャート」


続いて週足チャートを確認します。
週足をみると、徐々に買い圧力の鈍化、言い換えると売り圧力が強くなっていることがわかります。

今年に入って初めて先々週足の陰線が、その前の陽線に対してアウトサイドする形になりました。
その後の陽線である先週足も、先々週の陰線を打ちけることができなかったので、これまでよりは確実に上昇圧力の鈍化がみてとれます。

しかし、月足でもそうであったように、27000ドルのサポートも強いので、一気に崩れることはなく、一定期間持ち合った後に動いてくると思います。

今の段階ではまだ上と下どちらに抜けるかは分かりませんが、このレンジラインを逆張る形でトレードを行うには良い相場状況であると思いますね。
具体的なレンジを形成しているラインについて、短期足から見ていきます。
「ビットコイン(BTC)の週足チャート」


・ミクロ環境_日足、4時間足
それでは次にミクロ環境を見ていきます。
日足から確認しましょう!

現在は基本的には、29150ドル~30000ドルをレジスタンス26650ドルから27000ドルをサポートラインとしてレンジを形成しています。

なのでこのラインを背にして逆張ったエントリーをするといいかなと思います。
しかし下落には警戒したいようなチャート形状になってきました。
三尊(紫色)のような形を作ってきているからですね。
三尊:一般的に下落に寄与するチャートパターン

天井圏での三尊は機能しやすいので警戒が必要です。
ここをもし割れれば、次は25000ドル(橙ライン)がサポートになりますね。
「ビットコイン(BTC)の日足チャート」

最後に直近の値動きを4時間足チャートから確認します。
4時間足チャートをみますと、下落の方が強い動きをしていることがわかります。
上昇・下落のバランスが短期では逆転してきていますね。

上昇するときは複数本の陽線を使うのですが、下落する際はそれより少ない本数で一気に落としているからです。
今はピンクのサポートラインで下げ止まっていますが、上下に動きながら、橙のゾーン(26650ドル~27000ドル)までは下げてくると思いますね。

ここから底固めを作り直して上昇するというシナリオで現在は考えています。
「ビットコイン(BTC)の4時間足チャート」


・「まとめ」と「トレード戦略」
まとめとしては、
基本的には上昇の方が強いが、徐々に上昇圧力の鈍化がみられる。
下位足レベルになると売りの方が強くなり始めた。
26650ドル~27000ドル付近までの下落調整が来る可能性が高い。

トレード戦略としては、
26650ドル~27000ドルまで下げてきたらロング。
29150ドル~30000ドルまで上げてきたらショート。
これがリスク限定的に戦える戦術だと思いますね。


2023年度も、もう最初の1月が終わりました。
時間の経過というものは、終わってみればはやいので、何かひとつは小さくても成長できているような、そんな1日を積み上げていきたいですね!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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