こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。
今週、仮想通貨は大暴落しました。
恥ずかしながら私自身もこの暴落により損失を出してしまいました。
なぜこの暴落が起こってしまったのかを、まとめていきます。
・ファンダメンタルズ分析
ファンダ的には、強い米経済指標の発表が相次ぎ、インフレの高止まりが懸念されてます。
インフレを抑える方向に経済政策は行われるので、金融引き締めの長期化やさらなる利上げが起こることが嫌気されて、リスクオフのムードが市場に広がりました。
それにより、リスクオン資産の株や仮想通貨は大きく売られることになりました。
さらに、シリコンバレーバンク(銀行)の破綻、これが大きかったですね。
これにより、他の金融機関も連鎖して破綻するのではないかという不安が一気に波及し、リスクオン資産が大きく売り込まれることになりました。
また、詳しくはこちら(USDC発行元サークル 準備金の8%=33億ドルがシリコンバレー銀行に | Cointelegraph | コインテレグラフ ジャパン)の記事を読んでいただきたいのですが、ステーブルコインであるUSDCを発行している米サークル社の準備金のうち、8%に相当する33億ドルがシリコンバレーバンクに預けられていたようです。
それにより、ステーブルコインであるUSDCへの不安が広がって、1USDC=1ドルの関係が崩れてきています。
(下記チャートより)
ステーブルコインというのは、1USDTが1ドルとなるように設計された仮想通貨ですので、これが維持できなくなるというのは異常事態です。
今後この乖離が大きくなると、2022年5月に起こったテラショックのような形で、今後より仮想通貨が売り込まれる展開が来るかもしれないので、USDCの動向は要チェックです。
(そんな事態はきてほしくないですが)
「USDCUSDTの1時間足チャート」 |
今回のブログではファンダ的に仮想通貨が暴落した原因をまとめてきました。
インフレの高止まりによる金融引き締めの長期化が原因として大部分を占めるという話でした。
この流れが今後どうなるかを占う上で、来週火曜日のCPI(米消費者物価指数)の発表が非常に重要になります。
予想が6.0%になっており、先月よりインフレは減速するとの見方になっています。
予想通りだといいのですが、これが上振れしますと、仮想通貨は一層下落しますので、CPIは要チェックです!
私のTwitterでも結果は発信します。
また今回はファンダ的に解説しましたが、テクニカル的にはどこで暴落を見破ればよかったのか、明日以降のブログで書いていきます。
お楽しみに!
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