こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。
今回は久しぶりにザサンドボックス（SAND）のチャート分析を行います。
今週の火曜日に、ザサンドボックスがサウジアラビアと提携したというニュースが流れたことで、急騰をみせました。
それから現在は落ちてきていますが、今後上昇するのか、下落するのか、値動きについて考えていきたいと思います。
・マクロ環境_週足
まずは週足からマクロ環境を見ていきます。
2月に入ってから、青と水色のラインでレンジを形成して、軟調な推移を見せています。
ローソク足ベースで見ますと、弱含む動きが目立っています。
先々週が下ヒゲを大きくつけた陰線で、まだ買い圧力がある程度強いことを見せていたのに対して、先週が実体規模を大きくした形の陰線、今週が上ヒゲを大きくつけた形の陰線で引けようとしていますから、徐々に売り圧力の強さが大きくなっていることが分かります。
ただ今の相場状況で難しいのが先月が大陽線をつけたことですね。
このインパクトが大きいので上昇を信じて買ってくる層も一定数いるので非常に難しい局面です。
上昇のシナリオとして考えられるのが、この青いラインで下げ止まって、逆三尊（紫色）を形成するパターンですね。
※逆三尊：上昇するチャートパターン
よって、0.965ドルの青いラインを割るか割らないかを今後の上昇・下落を考える際の目安にするといいと思います。
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| 「ザサンドボックス（SAND）の週足チャート」 |
・ミクロ環境_日足
次に日足からミクロ環境をみていきましょう！
日足をみても弱い印象を受けます。
オレンジのレジスタンスラインで頭を抑えつけられて、値動きが推移しています。
徐々に高値を切り下げる形になっていること・このラインを抜けたにも関わらずたったの２日で元の水準まで戻ってきたことから売り圧力の強さがみてとれます。
このパターンはディセトラ（ディセンディングトライアングル）を形成していますので、下抜けする可能性の方が高いです。
※ディセトラ：下降トレンドが発生するチャートパターン
もし青いラインを割った場合には、0.54ドルあたりが下げ止まりの目安になると思いますね。
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| 「ザサンドボックス（SAND）の日足チャート」 |
・「まとめ」と「トレード戦略」
今回の内容をまとめますと、週足、日足レベルで買い圧力の鈍化・売り圧力の強さが見て取れる。
現在は重要ラインの青いラインで下げ止まっているが、割れる可能性の方が高い。
もし、割れなければ逆三尊が完成し、急騰する。
トレードの戦略としては、今回のレンジも煮詰まりを見せている局面なので、逆張りよりもトレンドラインを抜けたほうに素直に乗る方がいいと思います。
青いサポートを抜けたら、ショート
水色のラインを抜けたら、ロング
今回はザサンドボックス（SAND）の分析をしてきました。
現在難しい相場が続いていますが、そろそろ方向感が出てきそうです。
方向感が出たときに乗り遅れないように、値動きには注視していきましょう！
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