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【未来の読み方】チャートパターン

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。
今回は、値動きの未来を読むためのチャートパターンを解説していきたいと思います。

突然ですが、誰だって値動きの未来が読めたらいいのにって思いますよね?
株でも、為替でも、仮想通貨でも値動きを完璧に読むことができたら、お金を増やすことなんてちょろいですから。

トレーダーも未来を読むことに必死になって分析をしていますが、さすがに完全に未来を読むことはできません。
しかし、未来を絞り込むことはできます。
無数にある未来のうち、可能性が高い順に並べることができる、つもり未来のシナリオを描くことができるので、大きな利益を上げることができるのです。

そして、可能性の高い未来を絞り込む方法として、チャート分析があります。
その中で、今回はある程度のチャートのパターン(テンプレートのようなもの)があるので、紹介していきます。

ただ、まず理解しておいてほしいのは、チャートパターンは万能ではないということです。
値動きには、経済情報や大口投資家の思惑など複数の要因が絡まりあって形成されています。
それを「買いが多いのか」、「売りが多いのか」の二択で絞り込んでいくわけですが、一番大事なのはロウソク足ということは理解しておいてください。

なぜなら、ロウソク足に値動きがストレートに表れるからです。
このロウソク足の動きを理解したうえで、チャートパターンを活用していただけると、より精度の高い未来を予測できるという話です。


それでは、有名なチャート分析を紹介していきます。

・ダブルトップ、ダブルボトム
これはそれまでのトレンドが反転するパターンです。
ダブルボトムの場合、下落から1回目底を打って、その後反発してもう1回底を打ちます。
ここで2回目の底打ちでは、1回目に底を打つラインが意識されて買いが集まるのと、ここからネックラインを超えて上昇することで、多くの投資家が上昇目線に転じて価格が上がります。

このネックラインを越えられるかどうかが非常に大事です。
ダブルトップではその逆で、上昇から下落に転じます。

「FX Worksより ダブルボトム・ダブルトップで勝つFX手法 (fx-works.jp)より」

・三尊、逆三尊
これも頻繁に登場するチャートパターンです。
三尊は、まず高値をつけ(左肩)、その後ネックラインでサポートされ最高値を付けます。
その後下落してネックライン絵反発し前回の高値を越えられず下落します(右肩)。
2番目の山を右肩が超えられなかったことで、売り優勢が相場で意識されて下落に転じるというわけです。

これもネックラインを割るかというのが非常に大事です。
実際の相場ではネックラインを割らず再度反発してくることもあるので注意してください。

逆三尊はこの逆で、上昇に転じるシグナルです。

FX初心者向け FXのはじめ方 三尊、逆三尊、ダブルトップ、ダブルボトム (fc2.com)より」

・三角持ち合い
三角持ち合いは、基本的に上昇するか下落するか分からないパターンです。
なぜかというと、買いと売りが拮抗しているからです。
買いと売りが拮抗することにより、上下に振れる値動きになるのです。

また先端にいくほど値動きが小さくなります。
戦術的には先端では逆張りはせず、トレンドラインをブレイクする方向についていくのが良いでしょう。

【評判・口コミは?】イサム・デルタFXは神ツールではない!検証結果を暴露 | FX攻略!鬼嫁公認♡投資家パパキングが行く! (fx-5pips-7pips.com)より」

・アセトラ(アセンディング・トライアングル)、ディセトラ(ディセンディ
ング・トライアングル)
アセトラは、レンジ内で高値を切り下げるパターンです。
高値を切り下げるということは徐々に買い圧力が弱くなっているということなので、下落に傾く傾向になります。

ディセトラはその逆で、安値を切り上げるパターンで、上昇に傾く傾向になります。
このように、レンジを形成するパターンの時、私はネックラインをブレイクして順方向にエントリーするのが最もリスク限定的に戦えてよいと思います。





今回は代表的なチャートパターンについて説明しました。
実際のチャートを読み、このパターンを探してみてください。
それを見つけて「この値動きのパターン通りになるのか、ならないのか」。
「ならないのはなぜか」を考えることにより、トレードの質は向上すると思います。

ともに成長していきましょう!

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