スキップしてメイン コンテンツに移動

【チャート分析のやり方】注文を入れるタイミング

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。
今回はチャート分析のやり方第三弾として、注文を入れるタイミングについてお話しできたらと思います。

第一弾:ローソク足の読み方第二弾:チャートの読み方もまだ読んでない方はチェックしてみてください!

注文のタイミング、これは仮想通貨トレードなり、投資において最も難しい命題ではないでしょうか!?
何年・何十年を見通した投資であれば、毎月決まった額の資金を入れていく積み立て方式でよいでしょうが、短期的に利益を出したいトレードとなるとそうもいきませんよね。

もちろん、トレードのスタイルにもよると思います。
数時間単位で利益を狙うのか、数日・数週間単位で利益を狙うのかでも、全然注文の利確・損切りタイミングというのは全然違いますよね。

私も恥ずかしながら、ポジションを持つタイミングや、利確・損切りのタイミングで多くの失敗をしてきました。
その失敗を受けて、今はこのやり方にしているというのをお伝えできたらと思います。

もちろん、この後も失敗することはあるでしょう。
その度に反省・改善をして、皆さんに共有していきます。
それでは本題に入っていきます!


まずは、前提として私は数日から数週間程度で利益を狙ったていくスタイルになります。
日中は仕事でチャートを見れない会社員の方は、このスタイルが多いのではないでしょうか?

よって、基本的には日足をみて、トレードをタイミングを狙っていくことになりますね。
そして注文を入れるにあたって、とにかく意識するのがレンジです!
このレンジがとにかく大事ですので、今日から必ず覚えてください!

ここからは、具体的に順を追って説明します。
①月足・週足からマクロ環境を判断する。
いつもチャート分析をやっている通り、月足・週足から大きな相場環境をみます。
なぜこれをやるのかというと、相場は基本的に長い時間軸のほうが力を持っているからです。

ですので、月足・週足をみて上昇と下落のどちらが強いのかを見極め、その方向にポジションを持つのがベターです。

②日足からレンジを探す。
日足から、今意識されているラインはどこなのかを探していきます。
日足で見つからなければ、もちろん週足でも4時間足でも大丈夫です。

ここからは、ビットコインのチャート(下図)を例に説明します。
まずは下のチャートのように意識されている(値動きが反発している)ラインを引きます。
このラインの範囲をレンジと呼びます。

今は、青(レジスタンス)と橙(サポート)のレンジ内にいることが分かります。
これでレンジ探しは完了です。
「ビットコインの日足チャート」

③注文タイミング
さあ、ここからはどこでポジションを持つかですね。
ビットコインのマクロ環境は下落優位であるのでショートポジションを持てる位置で見つけたいです。

となると、❶今のレンジの上限である青ラインでショートをうつか、❷何度もサポートされている水色ラインを下に抜けたときショートをうつですね。
❶の場合は、2週間近く青いラインを抜けられていないのと、もう一つ上にされに強いレジスタンス(緑線)があるため、この価格帯で下に反発する可能性が高いため、このタイミングで持ちます。

❷の場合は橙ラインも確かにあるのですが、この線はこの範囲で見ても2回レンジブレイクしているため、そこまで買い圧力が強力ではないことがわかります。
しかし、水色ラインは一番最初の大きな下落を止めたこと、2回目も反発していることから、買い圧力が強いです。

このような買い圧力が強いサポートラインを抜けると、一気に下落に傾きますので、このラインを抜けてからショート人に入るのは優位性があると思います。

このように、レンジを見極めて、その価格に合わせて注文を入れることが基本的な方法です。

今回は注文を入れてポジションをもつタイミングについて説明しました。
こういうやり方もあるんだと、参考程度にしていただけたらと思います。

利確や損切りのタイミングについても今後のブログで話していきます。
お楽しみに!

----------------------------------------------------------------------------------------------

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

・趣味についてのブログも書いています。

・よろしければ、bybitのアカウントにフォローお願いします。
アカウント名:shu0902

・Twitterやってますので、ぜひフォローをお願いします。



コメント

人気の投稿

【バブルの主役】スイ(SUI)のチャート分析_10/20

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は機能ブログで紹介した スイ(SUI)のチャート分析 を行います。 今回のバブルの主役になれる存在だと思っているので、少額でもいいから持っておきたい通貨です! スイ(SUI)の紹介ブログは こちら ・マクロ環境_週足 まずはマクロ環境から週足チャートをみていきましょう! マクロ環境をみると、 結論上昇の方が強い相場 です。 2月から4月頭にかけてダブルトップを形成し、一時1/4程度まで減少しましたが、そこから簡単な底固めを形成し最高値を更新するぐらい急上昇しています。 ※ダブルトップ:下落に寄与するチャートパターン 下落する際は、きれいな天井固めを作らないと下げることができていないのですが、上昇する際はあまり時間をかけず簡単な底固めで上げることができていますので、買いが強いといえます。 さらに、下落のペースに対して上昇の方が明らかに少ないローソク足で上昇できていますので、買いの方が強いことがわかります。 現在は橙ラインのレジスタンスで上値を抑えつけられている状況 ですが、買いが強い状況なので、今後の値動き次第ではまだまだ上昇する可能性もあります。今後どこで下げ止まることができそうか、またどこで下げ止まることができれば上昇相場が継続するのかについて、下位足から見ていきます。 「スイ(SUI)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足、4時間足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! 日足チャートでみると、まだ上昇トレンドが継続していることがわかります。ここ一か月間の動きとして、毎回安値を切り上げ高値を更新する形で、上昇しています。さらに下落するより上昇の方が少ないローソク足で形成できているので上昇の方が効率が良いことがわかります。 確かに橙ラインに到達後、大きく下落しましたが、上昇の起点となった1.80ドルから考えると、半値ほどしか下落していない状況 です。まだまだ悲観的になるには早いかと思います。 しかし、一旦の調整下落がそろそろ来るかもしれないことには、警戒を始めなければなりません。それは、 MACDがデッドクロスしている(肌色〇)から です。これは下落に傾くことを知らせるシグナルですので、頭には入れておきたいですね。 「スイ(Sui)の日足チャート」 最後に4時間足チャートを確...

【次世代の資産運用方法】流動性マイニングとは?

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。仮想通貨市場の進化とともに、新たな収益獲得手段として注目を集める 「流動性マイニング」 。従来の投資手法とは一線を画すこの方法は、な収益化戦略DEFIプロトコルを活用した革新的として、特に若い投資家層から高い関心を集めています。本記事では、流動性マイニングの基礎から実践的な活用方法まで、詳しく解説していきます。 過去、仮想通貨の金利収入を得る方法(基礎編)を紹介した記事は こちら 流動性マイニングの基本概念 流動性マイニングとは、分散型取引所(DEX)に資金を提供することで報酬を得る仕組みです。従来の銀行預金とは異なり、より高いリターンを期待できる新しい資産運用手法として注目されています。 主要なプロトコルと期待収益率 現在、主要なDEXプロトコルでは以下のような年利が期待できます: Uniswap V3(ETH-USDC): 年率15-25% Raydium(SOL-USDC):年率20-35% SushiSwap(ETH-BTC):年率18-30% イールドファーミングとの関係性 流動性マイニングは、より広義のイールドファーミング戦略の一部として位置づけられます。主な特徴は: 流動性提供による基本報酬 ガバナンストークンによる追加報酬 複利効果による収益最大化 リスクと対策 主要なリスク要因: インパーマネントロス 価格変動による一時的な損失 ボラティリティの高いペアほどリスクが増大 スマートコントラクトリスク プロトコルの脆弱性 ハッキングリスク 市場リスク 暗号資産市場全体の下落リスク 流動性の急激な減少 実践的な始め方 取引所の選択 セキュリティ評価の高いDEXを選択 ガス代の低いチェーンを優先検討 ペア選択のポイント 流動性の十分なペアを選択 ボラティリティとリターンのバランス リスク管理 投資額は総資産の10%以下に抑える 定期的なリバランスを実施 今後の展望 流動性マイニングは、DEFIエコシステムの発展とともに更なる進化が期待されます。特にレイヤー2ソリューションの普及により、ガス代の低減や取引速度の向上が見込まれ、より効率的な運用が可能になるでしょう。 私自身はSui-c...

【続伸】リップル(XRP)のチャート分析_11/26

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は リップル(XRP)のチャート分析 を行います。 ・前回の振り返り( 記事はこちら ) 前回は、ついに週足レベルのレンジを上抜け非常に買いが強い状態が続いていると分析していました。しかし、レンジ上抜け後の上昇が一切下がることなく急騰したため、一度は調整下落する可能性が高いとしていましたが、結果としては全く調整することなく上昇が継続する形となりました。上昇するポイントがどこにあったのか分析をしつつ、今後のトレード戦略を考えていきます。 ・マクロ環境_週足 では分析を始めます。 まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。  先々週から非常に強い状況が続いています。先々週にこれだけインパクトのある陽線をつけたにもかかわらず、先週もほとんど下落することなく大陽線で確定しました。わずか2週間で約2.8倍という凄まじい上昇をみせています。 しかし、さすがにここから上昇するには調整が必要だと思います。それは 前回のバブルの高値水準である1.627(橙ライン)まで到達 したからです。ここは最高値も控えているため多くの投資家に意識され、このまますんなり抜けるとは考えづらいです。一度時間的な調整、または値幅的に調整を受けてから、再度上昇すると考えています。 「リップル(XRP)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足、4時間足 次に、日足チャートを確認しましょう! この時間足でも買いの強さがみてとれます。まず陰線のサイズと比較して陽線の規模の方が圧倒的に大きくなっています。これは売りより買い方が強いことを意味します。 さらに 1.627ドル(橙ライン)に到達後、一定数売りが入っているのですが、いずれも下ヒゲで返しており下げきれていない状況 です。下がったとしても最終的には大きく下ヒゲをつけて巻き返してるため、買いが入っていることがよくわかります。まだ最後につけた一本の陽線すら打ち消せていない状況ですので、この上昇が崩れる予兆は全くないですね。 「リップル(XRP)の日足チャート」 最後に4時間足チャートを確認します。 この時間足まで来て、ようやく下落の予兆が見られます。 現在 天井圏でよくみられるチャートパターンであるダブルトップ(水色)を形成 しようとしています。 ※ダブルトップ:下落に寄与するチャートパターン...