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【チャート分析のやり方】チャートの読み方とは?

  こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。
今回は、テクニカル分析を行うための準備として、チャートの読み方について解説していきます。

 まず、チャートに入る前に、値動きについて考えましょう!
値動きというのは当たり前ですが、上がるか下がるかの2択ですね。

では、なぜ値動きが上がったり、下がったりするのでしょうか?
これも、当たり前だと思われるかもしれませんが、買う人(の額)が多ければ上がり、売る人(の額)のほうが多ければ値動きは下がりますよね。

ここで皆さんに伝えたいことは、「買い」または「売り」の多数派(多いほう)についていきましょうよということです。
多数派についていくことさえできれば、トレードにおいて必ず勝てます!

じゃあ、「多数派の見極めなんてどうすればいいの?」、「それが分かれば苦労ない」そう思われる人多いでしょう、その気持ちはわかります。
この多数派の見極め、これを行うために使用するツールがチャートです!

チャートというのは、過去から現在までの値動きを教えてくれるだけではなく、今多数派が「買い」と「売り」どちらに多いのかを示してくれ、値動きの未来を読むことができるツールなのです。
だからこそ、トレードにおいてチャートを正しく読むというのは非常に重要です。

それでは、チャートの読み方について説明しましょう!
例としてビットコインのチャートを下に出しています。
皆さんもこのチャートは見たことがあるのではないでしょうか?

縦軸が「価格」、横軸が「時間」を表しますね。
そして特徴的なのが、ローソク足で値動きを表します。

ローソク足については、こちらのブログで紹介しています。
ローソク足が何か分からないという方はチェックしてみてください!

あとは、人によって、「移動平均線」、「RSI」、「出来高」のようなインジケーターと呼ばれる指標を入れています。
私も上に挙げた3点は参考程度にはみますが、基本的にはローソク足に着目して、「価格が上がるのか、下がるのか」を分析していきます。

「例.ビットコインのチャート」

チャートを見るということは、ローソク足の動きを追うことに等しいということです。


このときの見るべきポイントは、大きく分けると2つです。
ポイント①:ローソク足は(高値または安値)を切り上げているのか、切り下げているのかです。
下に「高値・安値の切り上げパターン」と「高値・安値の切り下げパターン」について示します。

当然ながら切り上げるパターンは買いが優勢なので、さらなる上昇が見込めます。
逆に切り下げるパターンは売りが優勢より、さらなる下落に警戒が必要です。
「高値・安値の切り上げパターン」

「高値・安値の切り下げパターン」

また、下に示したように、高値・安値の両方とも更新しないパターンもあります。
これは買いと売りの勢力が拮抗しているということなので、上と下どちらに動くのか迷っている相場になります。

このときどちらに進むのかは、難しいので初心者の方は、手を出すべきではないと思います。
取りやすいところでエントリーしましょう!
「高値・安値ともに更新しない」

ポイント②:過去に意識された価格帯に着目する。
チャートを見れば気づくのですが、上げどまる価格や下げ止まる価格というのは、過去に同じ価格でなっていたということがよくあります。

トレーダーや投資家はチャートをみて取引するので、意識される価格というのは当然似通るのでこのようなことになるのですね。
なので、この価格帯を抑えておくかどうかがトレードを行う上で非常に重要です。

具体的には、水平方向に意識される場合と斜めに意識される場合の2パターンがあります。
水平方向の例としてビットコインのチャートを下に挙げています。
これを見てわかるように、青い水平方向のラインにタッチして何度も反発していることが分かりますよね。

これは多くの投資家がこのラインを意識していており、このラインに達すると買いを入れてくるので、このような現象が起こるのです。
「例.ビットコインのチャート_水平ライン」

下に示したのが斜め方向に意識されるラインを作ってきた例になります。
この場合は安値を切り上げることによって意識される価格帯を作っています。

このような場合は素直にトレンドにのっていきたいですね。
しかし、このネックラインを割ると大きな下落につながるので注意が必要です。
「例.ビットコインのチャート_斜めのライン」

今回は、チャート読み方について説明してきました。
皆さんも、まずは意識されているラインはどこなのか探してみてください。
そのような意識でチャートを見ると、必ずテクニカル分析が上達します!

今後も定期的に、役立つ分析方法について、説明していきます。
お楽しみに!

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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