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【期待値プラス確認】6月トレードの振り返り

こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は先月トレードの振り返りを行います。トレードにおいて月次振り返りは、感情的な判断を排除し、データに基づいた冷静な分析を行うための重要なプロセスです。6月の実績を詳細に分析することで、7月以降のトレード戦略の精度向上と収益拡大につなげていきます。 6月の実績分析 収益実績:76,000円(目標300,000円に対して25.3%達成) 6月の総利益は76,000円となりました。目標の30万円には及びませんでしたが、重要なのは プラスで月を終えられたこと です。今回のトレードルールにおいて、プラスで終えられることがわかったので、これからロット数を増やすか、トレード回数を増やして、利益の最大化を狙っていきます。 「6月のトレード実績」 大幅に改善された点:トレード回数の増加 では今月に改善された点を振り返ります。 今月最も評価すべき点は、 トレード回数が大幅に増加 したことです。前月比で約1.8倍増加化しました。これはデイトレードを取り入れたことに起因します。これまでのスイングトレードは残しつつ、デイトレードで細かく利益を得る作戦がうまくはまりました。 アルトコインのショート戦略 また、新たに取り入れたアルトコインのショート戦略も、うまくはまりました。とにかく下落基調のアルトコインに対してショートをうつことで、期待値の高いトレードを行うことができました。アルトコインは急落することを多いので、デイトレードでも十分な利益を得やすいですね。 利益拡大を阻害した要因 1. 建値カットの多発(全トレードの42%) ここからは先月うまくいかなかったことの反省点です。最も大きな課題は 建値カットの頻発 でした。リスク管理としては正しい判断ですが、利益機会を逃す要因となりました。 建値カット発生率:42%(業界平均25%) 平均保有時間:1.2時間(推奨2-3時間) 2. 保守的なロット数設定 もう一つの要因は ロット数の保守的な設定 です。1回のトレードあたりのリスクを資金の1%に設定していましたが、期待値がプラスであることが確認できた現在、2%まで引き上げる余地があります。 7月のトレードで行うこと 1. ロット数の段階的増加 期待値プラスが確認できたため、7月はロット数を現在の1.5倍に引き...

【上昇ターン】リップル(XRP)のチャート分析_7/1

  こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は リップル(XRP)のチャート分析 を行います。 ・前回の振り返り( 記事はこちら ) 前回はレンジ内において規則的な動きが続いており、レンジ下限に到達したため今後上昇する可能性が高いと分析していました。分析通り先週は上昇する週となりました。今後どこまで上昇する可能性が高いのか、今週の分析を行います。 ・マクロ環境_週足 では今週の分析を始めます。まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。リップル(XRP)は依然として、 1.96ドル(紫ライン)をサポート 、 2.62ドル(水色ライン)~ 2.87ドル(黄色ライン)をレジスタンスとしたレンジで推移 しています。 先々週に レンジ下限である1.96ドル(紫ライン)に到達後、過去の規則性通り上昇する展開 になっています。さらに先週足がその前の週のローソク足に対して包み込む形の陽線で確定しました。これは売り圧より買い圧の方が強いことを意味しますので、今週も上昇する可能性の方が高いです。 このような状況下においてのエントリーポイントをより下位足から考えていきましょう! 「リップル(XRP)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! 日足レベルでは これまで下落トレンドを作り出していた斜めのレジスタンスライン(橙ライン)の上抜けに成功 しています。 このラインを抜け、さらにサポートにすることで上値を軽くし反発 に至っています。 そして 現在は斜めの黄色ラインをサポートにしながら安値を切り上げる形で上昇 しています。 このラインに沿ってエントリーを考えていくといいでしょう。 「リップル(XRP)の日足チャート」 ・「まとめ」と「トレード戦略」 まとめとしては、依然としてマクロ環境ではレンジを継続中。現在はサポートラインに到達後の上昇フェーズ。 日足レベルのサポートラインを背にロングを打っていきたい。 トレード戦略としては、日足レベルの黄色ラインタッチでロング。 下抜けたとしても、 1.96ドル(紫ライン)でロング。 今朝、ついに月足が確定しました。ビットコインは非常に良い形で確定したため、7月も楽しみな相場が続きそうです。アルトコインは明暗が分かれているものが多いので、また個別に紹介したいと思...

【最高の週足確定】ビットコイン(BTC)のチャート分析_6/30

こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は ビットコイン(BTC)のチャート分析 を行います。 ・前回の振り返り( 記事はこちら ) 前回はレンジ高値から売り込まれ調整フェーズに移行することを警戒すべきと分析していました。しかし、結果としては、ほとんど下を試すことなく上昇しました。相場を読み間違えてしまいましたので、反省が必要ですね。そのような強気相場の中でトレードのポイントはどこなのか、今週の分析を行います。 ・マクロ環境_週足 では今週の分析を始めます。まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。 ビットコインは非常に買いが強い相場になっています。先々週足が初めて陰線の実体をある程度残す形で確定しました。それによりショートを誘ったうえで、先週に急騰することによりショートのロスカットを燃料にして上昇しました。ショートはすぐに買いたたかれるような相場になっていますね。 さらに先週足が先々週足の陰線を包み込む形で陽線確定しました。これは買いの方が明らかに優勢であることを市場参加者に印象付けますので、今後の値動きとしては下げても一過性となりすぐに買い支えられる展開が濃厚であると考えます。 「ビットコイン(BTC)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足、4時間足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! 日足レベルでは水色ラインをレジスタンス、 黄色ラインをサポートにした平行チャネル内で推移 しています。 その間に中間水準として青ラインを規定 している形です。 現在はレジスタンスである水色ライン上抜けを試している状況 です。今は非常に買いが強い状況ですので、私は最終的に上抜けして最高値を更新する可能性が高いと考えています。 レンジ上限ではあるのですが、ショートはあまり入りたくないですね。(入るのであれば先日紹介したショート戦術に当てはまるアルトコインにした方が、リスクリワードがいいと思います。) 「ビットコイン(BTC)の日足チャート」 最後に4時間足チャートを確認します。 4時間足レベルで注目すべきは逆三尊(赤)が成立するか ですね。 ※逆三尊:一般的に上昇に寄与するチャートパターン この逆三尊が肯定されると、チャートの規模からして最大で12万ドルまで上昇する可能性があります。 トレードでエントリーする際は、 この逆三尊のネック...

【底固め中】ソラナ(SOL)のチャート分析_6/29

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は久しぶりに ソラナ(SOL)のチャート分析 を行います。 ・マクロ環境_週足 では今週の分析を始めます。まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。 ソラナ(SOL)は一時96ドルまで下落してしまいましたが、 ダブルトップのネックラインである179.5ドル(水色ライン)まで上昇し、このラインで跳ね返され再度下落している状況 です。 このラインは意識されやすい分、やはり売り圧が大きい ですね。 しかし、 前回このラインに到達した時より、上昇に対してポジティブな状況 にあります。 前回は179.5ドル(水色ライン)に到達後、 たった一本のローソク足で122ドル(橙ライン)まで下落しましたが、今回は5週間たった今でもこのラインまでには届いていない状況 です。これは前回よりも売り圧力が弱くなっていることを意味しますので、この先再度上昇相場が始まることが示唆されます。この水準でしっかり下げ止まってダブルボトムなどの上昇優位なチャートパターンを完成させ、最高値を試す展開になれば理想ですね。 「ソラナ(SOL)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! 今回の下落プロセスを見ていくと、 179.5ドル(水色ライン)付近で ダブルトップ(青色)を作り、それを肯定することで下落 を作り出しました。 ※ダブルトップ:一般的に下落に寄与するチャートパターン このダブルトップの規模からすると、130ドル付近までの下落にとどまる可能性が高いため、既に底をつけた可能性があります。 またこの下落の間、 黄色ラインをレジスタンスラインとして、高値を切り下げる形で下落 し続けていました。 現在はこのライン上抜けを試している状況で、このラインを超えることができれば 179.5ドル(水色ライン)まで戻してくる可能性が高い です。 「ソラナ(SOL)の日足チャート」 ・「まとめ」と「トレード戦略」 まとめとしては、重要ラインである 179.5ドル(水色ライン)にタッチ後下落を続けていたが、下げ止まりの兆候が出てきた。 レジスタンスである黄色ラインを超えることができれば積極的にロングを打っていきたい。 トレード戦略としては、黄色ライン上抜けでロング。 さらに下げてきても122ド...

【トレード戦略】アルトコインのショート戦術

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は私が用いるトレード戦略を共有します。 はじめに 前回のバブルが崩壊した2022年以降、仮想通貨市場では顕著な資金の偏りが見られています。機関投資家の参入やビットコインETF承認の影響で、市場資金がビットコインに一極集中する構造が定着しました。この状況下では、ビットコインは上昇しやすく下落しにくい一方、アルトコインは下落しやすく上昇しにくい非対称性が生まれています。今回は、この市場構造を活用したアルトコインのショート戦略について詳しく解説します。 なぜアルトコインが下落しやすいのか 資金集中による構造的弱さ 現在の仮想通貨市場では、総時価総額の約55%がビットコインに集中しています(少し古いデータですが2024年12月時点で推定1.2兆ドル)。これは2021年のアルトコインバブル時の40%から大幅に上昇しており、明らかな資金の偏りを示しています。 機関投資家は市場における規制状況とリスク管理の観点から、主にビットコインとイーサリアムに投資を集中させています。 アルトコイン市場の過度な分散 現在、主要取引所に上場しているアルトコインは3,000種類を超えており、限られた資金が過度に分散している状況にあるため、一つのアルトコインに資金が集まりづらく上昇しづらい状況にあります。特に下記のようなアルトコインは資金が集まりにくくなっています: 1. 数多くのミームコイン  ドージコイン(DOGE)やシバイヌ(SHIB)に続き、実用性のないミームコインが多数発行されています。これらのコインは投機的な資金を吸収する一方で、本質的価値に乏しく、資金流出時には急激な下落を見せる傾向があります。 2. 停滞プロジェクト  時価総額上位100位以内のアルトコインのうち、約30%が過去6ヶ月間で実質的な開発進捗を示していません。これらの「ゾンビプロジェクト」は、市場全体の信頼性を損なう要因となっています。 3. トークンアンロックによる供給増加 多くのアルトコインで段階的なトークンアンロックが予定されており、2024年第4四半期から2025年第1四半期にかけて、主要アルトコインの流通供給量が平均15-25%増加する見込みです。発行枚数が増えるとそれだけ価格は下がっていきます。 ...